臨床工学技士法が1987年6月2日に制定されたことを受けて、日本臨床工学技士会は制定されたこの日をCEの日としています。
昨年臨床工学技士法が一部改正され、手術室や透析室での働き方がどんどん変化しつつあり、臨床工学技士業界では大きな変革が起きています。それと同時に改正法を十分に理解せず、間違った解釈を行う臨床工学技士も多く、外部や内部告発によって違法行為が発覚し、報道等で大きく取りざたされているニュース等も最近目にする機会が増えたように感じます。
臨床工学技士は日本独自の医療系国家資格であり、その技術と知識は世界に誇れる医療と工学のスペシャリストであると考えています。このような報道を見るたびに、悲しい気持ちになるのは私だけではないと思います。
臨床工学技士は皮膚縫合できません。
臨床工学技士は放射線照射できません。
臨床工学技士は気管内挿管できません。
できること、できないことをしっかり区別しないといけません。
あたりまえのことなのですが・・・私もフリーランスとして十分に法令を遵守しなければならないと日々考えています。
今回の法令違反に対して日本臨床工学技士会より法令順守の再周知通知が出ていました。
Microsoft Word – 医療関係法規の遵守(放射線照射)20230531改.docx (ja-ces.or.jp)